ご贔屓の歌舞伎役者のデザイン
ご贔屓役者はいますか?
歌舞伎座の地下2階に木挽町広場というスペースがあるのをご存知ですか?匠の会ひねもすのショップはここの一番奥にあります。
歌舞伎が好きなら是非こちらにも足を運んでみてください、歌舞伎ファンならおそらく常識!?の定紋の札が並んでます。
定紋(じょうもん)といってうんですね。家を代表する公式の家紋。これらはどうやってデザインされたのか気になるところです。
歌舞伎とデザインの関係
市松模様は、初代佐野川市松が役で履いた袴のデザインがもとになっているという話は聞いたことがあります。
最近若手人気役者の尾上松也さんの定紋は「抱き若松」。縁起がよさそうな定紋ですね。そんな縁起の良さから定紋にしたんでしょうか。
尾上さんの屋号「音羽屋」の宗家は「重ね扇に抱き柏」。これはご贔屓から扇に載せた柏餅をいただいた際にそれを扇で受けたところからとか。
ご贔屓の役者の定紋デザインの元になるのは大層うれしいでしょうね。
そんな定紋の札、ご贔屓の役者さんを選びストラップをつけて身に着けている歌舞伎ファン、結構いらっしゃいます。